夏のお酒

2020年8月20日木曜日

よもやま

t f B! P L
照りつける日差し。真夏のある日ある場所で、こんなものを。
見つけた瞬間に喉が鳴る方はよっぽどの方ですね(笑)

蔵元さんの店先にはこうして丸いモノがぶら下がっています。
ぶら下がる玉の正体は酒林(杉玉)。

…夏のお酒は美味しくなってるんでしょうか?


落語などで出てきますよね。当時夏場に冷やすには、井戸水で。地下水はその土地の平均気温と同じくらいですから…15~17℃くらいでしょうね。その温度、冷酒で「涼冷え(すずひえ)」と呼ばれる温度なのだそうです。

粋ですね。暑い今日は涼冷えでキュ~っと…という感じなのでしょうか?


暑さでボーっとしながらも喉をゴクリと鳴らしてしまいますね。

ちなみに10℃以下に冷やしたものを「花冷え」。
5℃以下のものは「雪冷え」と呼ぶのだそうです。

全て国税庁のHPを参考に書かせていただきました。
https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/sake/abc/abc-sake.htm


さて、毎年交換される酒林の杉は、お酒の神様奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)さんからいただくもの。三輪山の杉にあやかったものといわれてます。


春夏秋冬、美味しいお酒に恵まれますように。

QooQ