tokyo / osamukaneko
建築関係者の皆さんは、まだまだ。
クリスマスソングの代わりに大声で電話しています。
- 「製品はいつ届くの?」
「明日欲しいんだけど」
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「足場は年内にバラせる?」
「契約は年内なんだけど」
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「こっちの現場に人、回せない?」
「あと2日で上げないといけないんだけど」
クリスマス連休も当然返上。工事の最後の追い込みですね。
お急ぎの理由は、年末引き渡しの工事であったり、休み前に終えておきたい作業であったり…時間がないのは分かっていますが、無理をすると不具合が起きやすいのが漆喰も含めた「仕上材」。
下地がしっかり出来上がらないままの次工程、工程短縮という名の日程短縮(手抜きとも云いますね。)、あせって強制乾燥…
とにかく「ナントカ」しようとするんです。
けれど、どれもノチノチに、結局やり直す羽目になります。
特に伝統素材の施工は「手間暇」をしっかりかけてこそ。
決して職人さんに無理は押しつけないでくださいね。