今日5月31日はコザイの日。
古材。古い材木を有効に使う。さらに言えば、木造の建物を大切に残していく。今ある木を大切にすることで、山を守り、地球を守ることを考えていく日です。
というわけで、そんな日にちなんで木造建築物のお話。
以前に訪問した木造校舎をご紹介しましょう。
写真の木造校舎は、1907年(明治40年)に竣工された岡山県真庭市にある遷喬小学校の旧校舎。国の重要文化財に指定されています。
どこか懐かしいこの校舎、映画やテレビなど色々な作品のロケ地としても有名なのだそうです。
木と漆喰の校舎。どこか良い雰囲気がありますね。
それより床板の立派なこと立派なこと。
素晴らしいと驚嘆したのは、2階のマンサード屋根の真下にある講堂。
うわ~っと見上げた天井は、二重折り上げ格天井。全てヒノキの柾目板。
ガラスも昔のものが数多く残されています。
ふんわりと歪んだ光もなかなか心地よいものですよ。
窓も当然木製のまま。歪んだガラス窓越しに見る校庭には…
どんな思い出が見えますか?
つい傷だらけの机に顔を寄せたくなりますね。
傷ついた机を見ると例のあの曲を
ちょっぴり口ずさみたくなるのは、私だけでしょうか?