上方漫才の「上」ってどこ?

2024年4月25日木曜日

よもやま

t f B! P L
1934年の今日、東京・新橋演舞場で吉本興業による漫才の興業が行われましたが、これが「上方漫才」の東京初進出なのだそうです。
また、吉本新喜劇見てる。
また、吉本新喜劇見てる。 / kanonn


と、「上方(かみがた)」。上方落語、上方筋、上方漫才…。
「・・・ってわけやねん」「「なんでやねん!!」」 ビシッ☆
「・・・ってわけやねん」「「なんでやねん!!」」 ビシッ☆ / y_uno

落語や漫才のおかげでどうしても大阪のイメージが強いのですが、「上方」とは本来、畿内をさしていう言葉だそうです。

畿内とはみかどのおわす京(みやこ)の周辺。

だから「上」方なんですね。さらには山城国・大和国・河内国・和泉国・摂津国の5か国をさします。奈良、京都周辺という意味だったわけですね。大阪だけじゃなかったんだ…とヒトリ感心。

また、関西筋といえば、「五畿内三州」。山城・大和・河内・和泉・摂津の5か国と近江・丹波・播磨の3か国。我が国において初めて「漆喰」という文化が根付き、花開いた場所でもありますね。

QooQ