中国の歴史を支える“もち米モルタル”

2010年6月9日水曜日

海藻のり 本漆喰

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万里の長城をはじめとした、古代中国の漆喰には蜜蝋が使われていた…
と何かの文献で読んでいましたが。
写真素材 PIXTA
(c) Aちゃん写真素材 PIXTA

やはり出ましたか。
戦国時代以前の日本でも
漆喰の糊として米の煮汁が使われていたという話。結構有名ですね。
漆喰文化を伝えてきた中国、朝鮮半島で使っていないハズがありません。



そんなステキなニュースはnationalgeographic社にて。
 中国の歴史を支える“もち米モルタル”
大変面白い内容です。

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(c) Aちゃん写真素材 PIXTA

中国では1500年程前に漆喰にもち米が使われていた史実もあるそうです。

「じゃあ、元々日本の漆喰ももち米から?」と云われそうですが
奈良の古墳の漆喰からは海藻の胞子が見つかっているのです。
1300年前の日本では海藻のりも。

こうやって炊き糊を作っていたのでしょうか?

















謎は深まるばかり。
古代にロマンを馳せる、大変面白いニュースですね。



   

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