第8回 古民家鑑定士 試験準備中

2010年10月11日月曜日

古民家

t f B! P L
来週の日曜日、10月17日は全国各地で

財団法人職業技能振興会 主催
第8回「古民家鑑定士」 講習並びに認定試験が行われます。

大分会場につきましては
一般社団法人 伝統素材伝承支援協会が財団より委託を受け
講習と試験を行わせていただきます。

今日は休日ということもあり、その準備に費やしました。

一番大変なのは当然ながら受講者の方々への講義の準備。
そのテキストが過去最高の内容にして最大の厚さ。

正直に申し上げて、全てのページをめくるのも大変です。
300ページを超えているのですから。

とはいえ、古民家鑑定士と合わせて
もう一つの資格「伝統資財施工士」の分野も入っているため、その大容量。
市販はされていない、このテキストだけでも受験の価値があるとも思えます。


どれだけの知識を得ていただき、
どれだけの方々に同じ志をもって共に社会貢献していけるか。

そのためには、我々インストラクタにも重責があります。
限られた時間の中、しっかりと学んでいただくためにもその準備を責任もって進めています。

また、今回残念ながら申し込み出来なかった方々、
第9回の実施が計画されていますので、今後の情報に期待してください。


「グリーン建築セミナー」開催
今話題の、循環型建築社会「グリーン建築」のセミナーが大分でも開催されます。

講師;井上幸一氏
      一般社団法人200年住宅再生ネットワーク機構 理事長
      「古材―環境時代の選択」 東洋書店刊
   日時;2010年11月4日 13:00~16:00
   場所;iichiko総合文化センター 中会議室2
       大分市高砂町2-33 OASISひろば21内

グリーン建築(循環型建築社会)その定義は


1、新しく建築をするにあたり、全てを捨てることなく生かせる資材(伝統資財)を活用する
2、新しい建築をするにあたり、将来再利用できる資材を使用する
3、使える建物に関しては、出来るだけ長期間使用できる提案を行う

です。「古民家」に眠る「古材(伝統資財)」は価値が高くヴィンテージ資財として化粧材として活用されています。
 グリーン建築とは環境の時代に当たり前の建築手法と言えるのかもしれません。今までのものは捨てて、新しいものを作るのは、戦後の日本の悪しき文化です。 それが世界に例を見ない、住宅の短寿命に繋がっているように思います。

循環型の建築を当たり前と考える建築業界の方、
グリーン建築をとりいれてみませんか?
大分以外の都道府県での開催予定や受講申し込みは
古民家鑑定公式サイトhttp://www.kominkapro.org/から。


QooQ