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歴史は関西を起点に計算すること

1877年の今日、鉄道の東海道本線の全線が開通しました。
突然クイズです。

東海道本線、一体何駅から何駅まで?




考えたこともありませんでした。
正解は東京駅から神戸駅まで。
そう。道路や行政区画の「東海道」とは違うんです。
鉄道の東海道本線の歴史はまさに鉄道の歴史。
詳しく知りたいかたはwikipediaで調べて下さい。


さて、東海道と言われると
 東海道新幹線(東京~新大阪)や
 東海道五十三次(江戸;日本橋~京都;三条大橋)
などが思い起こされますね。



しかし、もともとの東海道(うみつみち)は奈良時代からといわれています。
奈良の都からですから、スタート地点も違います。

当時の都は平城京、そして平安京。
だからスタートは東京ではなく、畿内なのです。
東から西へではなく、西から東へ。

律令制での東海道は
  • 伊賀国(三重県西部)
  • 伊勢国(三重県西部及び南部)
  • 志摩国(三重県南部・愛知県の島々)
  • 尾張国(愛知県西部)
  • 三河国(愛知県中部及び東部)
  • 遠江国(静岡県西部)
  • 駿河国(静岡県中部及び東部)
  • 伊豆国(静岡県伊豆半島及び伊豆諸島)
  • 甲斐国(山梨県)
  • 相模国(神奈川県中部・西部)
  • 武蔵国(東京都と埼玉県、神奈川県東部の一部。初めは東山道)
  • 安房国(千葉県南部)
  • 上総国(千葉県中部)
  • 下総国(東京都隅田川東岸、千葉県の北部、茨城県の一部)
  • 常陸国(茨城県)
地図でみるとこういうことですね。

百楽兎|wikipedia

ちなみに、このころ北海道はありません。
昔の文化財修復に使う漆喰の原料として
北海道の海藻を使うと聞いたことがありますが…
それは再現ではありませんね。


漆喰の歴史もみやこから。
渡来人がもたらした大陸文化が
我が国で花開いたものの一つとして考えられています。