上野は心の駅

2013年1月8日火曜日

よもやま

t f B! P L
ふるさとの なまりなつかし
停車場の 人ごみの中に
そを聴きに行く
石川啄木の一握の砂(いちあくのすな)は1910年発表。この時の上野駅は岩手県から上京した乗客と鐘や笛の音にあふれていたことでしょうね。

さて、その数年後の1912年1月8日。
101年前の今日、新たに東京・上野駅に鳴り響いたのは「発車ベル」です。
IMG_9285
IMG_9285 / CLF


列車の発車を告げるベル。
いつの間にか「メロディ」に変わった駅が増えていますが、これも伝統を残すため?
上野駅は基本的にベルなのだそうです。
 

もはや発車ベルというより発車メロディですね。
ちなみに…
我が地元のJR津久見駅では眩暈がするほど暑い真夏でもこの曲です。


一握の砂。
久しぶりに読み返したい方は青空文庫で読めますよ。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000153/files/816_15786.html


ちなみに私にとって上野といえば、この曲。
以前の勤め先の「社歌」として扱われていました(笑)

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