ふるさと文化財の森が新たに選定されます。

2014年3月23日日曜日

よもやま

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明日3月24日付で、文化庁より新たな「ふるさと文化財の森」に選定された場所が発表されるようです。と、いうのも、新たに選定を受けた場所について各地方紙が報道していますので。

新たに、長野県小谷村の萱場、近江八幡市のヨシ場、愛媛県西予市のヒノキ林などが加えられるようですね。

という、「ふるさと文化財の森」とは、文化財に使われる材料を確保するために選定された素材の原産地の保護事業のひとつです。
国宝や重要文化財などの文化財建造物を修理し、後世に伝えていくためには、木材や檜 皮、茅、漆などの資材の確保と、これに関する技能者を育成することが必要です。 このため、文化庁では、文化財建造物の修理に必要な資材のモデル供給林及び研修林と なる「ふるさと文化財の森」を設定しています。また、この「ふるさと文化財の森」は、 修理用資材を通じて文化財保護への理解を深めることも目的としています。
過去の文化庁報道発表より 

我が郷土、大分県では幻の畳表(たたみおもて)の原材料である「七島い」の田圃がその設定をうけています。


でも、こういった場所では後継者や生産者にとっての、様々な問題は山積したままなんです。全国各地のふるさと文化財の森。所有者によっては同様の問題を抱えていらっしゃるところ、少なくないと思います。

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