万里の長城をはじめとした、古代中国の漆喰には蜜蝋が使われていた…
と何かの文献で読んでいましたが。
(c) Aちゃん|写真素材 PIXTA
やはり出ましたか。
戦国時代以前の日本でも
漆喰の糊として米の煮汁が使われていたという話。結構有名ですね。
漆喰文化を伝えてきた中国、朝鮮半島で使っていないハズがありません。
そんなステキなニュースはnationalgeographic社にて。
中国の歴史を支える“もち米モルタル”
大変面白い内容です。
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中国では1500年程前に漆喰にもち米が使われていた史実もあるそうです。
「じゃあ、元々日本の漆喰ももち米から?」と云われそうですが
奈良の古墳の漆喰からは海藻の胞子が見つかっているのです。
1300年前の日本では海藻のりも。
こうやって炊き糊を作っていたのでしょうか?
謎は深まるばかり。
古代にロマンを馳せる、大変面白いニュースですね。