昨年10月に立柱法要が行われた、興福寺さんの中金堂を思い出しました。
興福寺さんの中金堂
江戸時代に仮再建された中金堂、解体されたのは平成12年。そこから様々な調査発掘が行われての工事です。
昨年春には礎石が数多く整備されていました。
この辺りは中門や回廊でしょうね。
昨年10月には立柱法要。
36本の柱が建てられました。
柱に使用されたのは
直径80センチ、長さ10メートルでアフリカ・カメルーン産のケヤキだそうです。
奈良では興福寺さん以外にも
薬師寺東塔の解体修理
凍れる音楽とも呼ばれる美しい東塔。工事は2019年までの予定です。
覆い屋根が組まれ、見られなくなりますが
エレベータ付きの見学施設が設置される予定です。
(c) たかはし|写真素材 PIXTA
正倉院の屋根葺き替え
シルクロードの東の終点とも呼ばれる西方の宝が眠る「正倉」。倉庫ですね。
工事は今年から4年間の見込み。
建立時の瓦が公開されるとかされないとか。
Wiiii|wikipedia
金峯山寺 仁王門 解体修理
修験道でも知られる吉野の金峯山寺さん。国宝の仁王門の傷みが激しく、
こちらも平成30年を目途に解体修理が行われます。
(c) @yume|写真素材 PIXTA
そのほか、
当麻寺 西塔
春日大社 式年造替
唐招提寺
などなど、奈良では改修の目白押し。
見学の機会があれば、出来る限り参加したいですね。