今日も文化財の話です。
京都新聞によれば、滋賀県長浜市文化財保護審議会は
大通寺山門と一体となった築地塀(ついじべい)2棟
山門建設のために描いたとみられる板図1枚
を同市指定文化財に指定するよう市教委に答申したとのこと。
長浜の町は
豊臣秀吉の城下町として栄え、
大通寺の門前町として栄え、
近江と北陸を結ぶ街道であった北国街道の要所として栄えました。
そして今、
大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」で一気に全国の目を集めています。
私も注目(笑)。奈良の次は長浜応援キャンペーン?と、
昨年夏に観光協会さんへリンク許諾をいただき、バナーを貼り付けています。
(お気づきでしたか?)
そんな長浜。古くから伝わる町屋も沢山残されています。
長浜の町屋の特徴は
平入り屋根、出格子、虫篭窓、卯建、袖壁、起り(むくり)屋根。などなど。
そして、有名な黒壁銀行に代表される黒壁スクエアの数々。
食玩で有名な、海洋堂さんの「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁」もあります。
そんな門前町の一番奥に控える大通寺さん。
国重要文化財である本堂などの建物や円山応挙らの障壁画、
名勝として知られる庭園。
コチラも見どころ満載なのです。
昨年の初夏に訪問した時にはまだお手入れの真っ最中でした。
築地塀は…工事中で中が見えなかった記憶が。
キレイになった大通寺さん、そして「江・浅井三姉妹 博覧会」。
門前町の散策。
長浜~彦根~近江八幡 数日ゆっくり過ごしてみたいものです。