奈良・法隆寺に行ってきました。
数年前に修復が終わった金堂。
そして、ちょうど大講堂の修復が終わった直後。
様々な工事が行われている法隆寺。
やはり興味は尽きません。
大講堂の素屋根も外されている真っ最中。
一番あわただしい中でした。
大工さんにとってもそうでしょうが、
漆喰にたずさわるものにとっても「法隆寺」。
それはとてもとても特別な存在であることに変わりありません。
そして個人的に心配でなかった宝蔵院…。
今回、ご同道いただいた「師匠」とも話したのですが、
やはり心が落ち着く場所。
様々な心配事も忘れ、その静謐さに心洗われました。
が、やはりどこまでも「法隆寺」。
ちょっとした場所にも驚きが隠されています。
「無料休憩所」で一服。
…が一服している暇を与えません。
良く見れば「古材利用」。
休憩所の係員さんに聞いてみれば平然と「江戸時代くらいですかね?」と。
伽藍の古材を利用したのでしょうか?
休憩所までもが「文化遺産」。
法隆寺の奥深さに動揺を隠せない。そんな一日でした。