ケータイだってそうですね。
ブログでも動画が見られるのに…
自ら撮った映像を公開することがありませんでしたね。
本日撮影した動画がとても分かりやすいものでしたので…初「動画」公開。
今日から二日間開催されている
「みんなで作る漆喰の町並み!フレスコ画教室&子ども造形教室」。
私も大分県石灰工業会のメンバーの一人としてお手伝いしていますが、
その中で「石灰の実験」が行われました。
私たちにとっては当たり前の内容なのですが、とても珍しい映像なのだそうです。
生石灰に水を加えると高熱を発しながら反応して「消石灰」に変化します。
いかがでしょうか?
この反応を「消化反応」と呼んでいます。
立ちのぼる水蒸気。
石灰工場の煙突からは白い水蒸気がもうもうと吐き出されているのです。
空気中の水分をゆっくり吸えば「高熱」まではいかないので
おせんべいや乾物などに入っている「乾燥剤」としても生石灰が利用されています。

石灰石はサンゴなどの化石ですね。
これを高温で焼くと
サンゴなどが生きていたはるか昔に
光合成して蓄えていた炭素(二酸化炭素)が放出されます。

こうして出来上がったのが、水をかけられる前の白いカタマリ「生石灰」です。
動画の実験はこの反応。

ひもを引っ張ると温めることができるお弁当、知りませんか?
日本酒でもお燗ができるものを売ってますね。
それらもこの反応を利用して熱を出し、温めているのです。
反応して出来上がったものは消石灰。
肥料や漆喰の原料として使われるものです。
いかがだったでしょうか?
動画を使うと分かりやすいですよね?
これからも機会があれば撮影していこうと思います。