パスタって何だかご存知ですか?
「何いってんの!スパゲッティのことに決まってるじゃん」
というアナタが非常識。
イタリア語でパスタは麺などの総称。
だから、スパゲッティも、マカロニも、ニョッキも、ファルファッレも…
全て「パスタ」なのです。
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ちなみにスパゲッティといえば?
そう!ナポリタンですね!!!!
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生クリームやトマトソース、オリーブオイル、ガーリック…
などではなくて、ケチャップ味のアレが食べたい!というご意見。
よくわかります。でも、イタリアに「ナポリタン」って料理無いんです
実は日本人が創った料理なんです。
さらに、スパゲッティといえば?
オトナを悩ます「アルデンテ」。
よくわかんないけど、硬めがオシャレなんだろ?
ちょっと芯が残ってるくらい。
…それも非常識。
ちょっと硬めに茹でておいて、余熱で火が通る硬さにする
調理の中の常識ですね。
茹で上げた麺を湯切りして、パスタソースに絡めたりする間に
食べるときにいい感じに。
ちなみに「ナポリタン」を考案した方は麺をうどんのような食感にしたとのこと。
そうですよね~。あのモチモチっとしたやつに粉チーズとタバスコかけて
「音を立てて食べる」のがナポリタン。
我が国で創られたモンなら、我が国のマナーで。
さて、同様に海外からの文化や技術は
我が国に伝わり、様々な変化を遂げたモノが少なくありません。
その一つが漆喰(しっくい)。
石灰・麻すさ・海藻のりの3つが基本の我が国の漆喰ですが…
西洋の漆喰には基本的にこの配合はありません。
麻すさを造る技術、海藻をつかう技法
我が国独自のものといっても過言ではないでしょう。
だから、ワタシは
漆喰とは我が国で作られたモノだけをそう呼びたいんです。
外国のモンは他の呼び方に出来ないですかね?