Found MUJI 日本の10窯 瀬戸焼(織部釉) 飯碗 / uemu
焼物に関する知識はほとんどありませんが、
ちょっとだけ調べてみました。
日本六古窯(にほんろっこよう)というものがあります。
陶芸家・小山富士夫が名付けたもので
中世から現代まで続く代表的な6つの窯のことです。
- 瀬戸焼
- 常滑焼
- 越前焼
- 信楽焼
- 丹波立杭焼
- 備前焼
渡来人や大陸から伝えられた中世からの窯に分けられるとのこと。
陶磁器のことを「瀬戸物(せともの)」と呼ぶのは
瀬戸焼が広く普及したからそのように呼ばれたからなんです。
ちなみにコレは東日本のハナシ。
西日本では唐津物(からつもの)と呼ぶ地域が多いそうですね。
先程の織部焼は美濃焼のひとつ。
とにかく、焼物は種類が沢山あるんです。
縄文式土器や土師器(はじき)、須恵器(すえき)などに始まり…
粘土を焼いて作るわけですから、日本中に窯元があるわけです。
その中から10の窯を選んでの展示販売が3月1日まで
東京・青山の無印良品で特集されているそうです。
それが「日本の10窯」。
- 小鹿田焼(大分県日田市)
- 萩焼(山口県萩市)
- 砥部焼(愛媛県砥部町)
- 九谷焼(石川県金沢市・小松市・能美市)
- 信楽焼(滋賀県甲賀市信楽町)
- 伊賀焼(三重県伊賀市)
- 萬古焼(三重県四日市市)
- 美濃焼(岐阜県土岐市・多治見市・瑞浪市・可児市)
- 瀬戸焼(愛知県瀬戸市)
- 益子焼 (栃木県芳賀郡益子町)
いくつご存知のものがありましたか?
良質な粘土が産出されるということは…良い土壁も?
そのあたりは各地の左官さんに聞いてみたいものですね。
という焼物のハナシ。
2月28日は「織部の日」。
織部焼を作ったとされる古田織部が
その茶器を使って茶会を開いたことにちなんでいます。
近年はマンガやアニメの「へうげもの」でも知られていますね。
Amazonでも買えます。