それが棟書きです。
大工の棟梁による未来へのメッセージですね。

文化財などの修復工事にあたり、ニュースでは
しばしば大昔の職人さんが何かの落書きを残していたなどという逸話が。
さて、そんな過去からのメッセージ。
古くから遺されてきた建物には数多く残っているものです。
以前も紹介しましたが奈良・元興寺さんでは…
飛鳥時代の瓦を公開。

飛鳥時代から現代にいたるまでのメッセージが分かりますか?
桶の跡。叩いた痕。そして巻かれていた布の模様。
専門家でなくとも、それらから当時の瓦造りの様子が思い浮かびますよね。

小屋裏に残されていた「舞鶴」。
左官さんの遊びなのか?それとも?

私たちも、「確かな」メッセージを未来に残していきたいものです。