興味のない方には全くもって「???」ですね。
インターネットにつながる機器、
コンピュータ、ケータイ電話、最近ではゲーム機やテレビなども。
それぞれを端末として考えた場合…
それぞれに番号が割り当てられるんです。
これまで、その番号を割り振る方法がIPv4というものでした。
この方法では約43億個の番号を割り当てることができます。
が、既に70億人を超えた世界の人口。
その上、私たちはいくつも端末を持っていますよね?
だから新しい番号の仕組みを選ぶことで、番号不足を無くそうとしているんです。
その新しい仕組みがIPv6(アイピーバージョンシックス)。
新しい仕組みでは約340澗個。
…「澗(かん)」?良くわからない単位ですね。
私たちが何とか知っている単位で表すと340兆個の1兆倍の1兆倍。
一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、杼、穣、
溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数。
もうとにかく沢山ということですね。
これだけあれば何でもかんでもIPアドレスがあてがわれますね。
出先からケータイでエアコンや洗濯機や炊飯など…
未来の夢のような生活が始まるのかもしれませんね。
ですが…
私たちにはいつまでもこのような風景を愛するDNAが残されているはずです。
新しい生活と残していく文化。
それを選ぶのも私たちの仕事ですね。