敬老の日と左官材料

2012年9月15日土曜日

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今年も9月15日は「ひじきの日」でした。

昭和59年に三重県ひじき協同組合が「ひじきをもっと食べて健康に長生きして下さい」 との願いを込めて、制定したそうです。敬老の気持ちが込められた記念日なんですね。

以来、敬老の日とは別に、9月15日にはひじき祭りが開催されているとのことです。


何を隠そう…ひじき、好きなんです。

特に、大分南部のひじきご飯は具だくさん。魚のすり身やトコブシ、アワビ、サザエが入ることも。とっても贅沢な混ぜご飯です。


と、食べ物だけのオハナシではありません。

このヒジキ漁の際に採られているのがフノリや角又などの左官に使われる海藻なんです。

大分で採れたフノリ


大分で採れたツノマタ


漆喰に使う場合には1年以上乾燥熟成させてから。鍋で炊くとノリにはなりますが、コシや保水力が弱いですね。ちなみに、フノリもツノマタも私の地元じゃ「食用」です(笑)

昨年は大震災の影響で多くの漁協さんで左官用海藻の漁獲がストップされていました。
今年の海藻の収穫量はどうだったのでしょうか?自然環境と左官材料、切っても切れない関係にあるんです。


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