ふと、枝雀の名前から、何故か 蔵 が思い出されました。
というのも、以前iTunesで購入した枝雀10作品。
(値上がりして現在は1話1300円…。)
その中に「四段目」とも知られる蔵丁稚が入っていました。
芝居好きの丁稚が嘘をつき、罰として蔵に閉じこられて…。
と他愛もない話なのですが、噺家さんの話術ですね。
大変面白く聞こえます。 蔵丁稚、ストーリーはコチラ。でも、読むのだとツマンナイです。
で、皆さん、蔵に閉じ込められたこと、ありますか?
怖いですよ~。
小窓からわずかに差し込む光がホコリを照らして光の筋がス~っと。
近くからのはずなのに、すごく遠くに聞こえる外の音。
大声で助けを求めても誰も助けてくれないんじゃないか?!
…ホントに怖かったんです。ミカン蔵ですけど。
さて、そんな蔵をいくつか。
「お蔵入り」の言葉通り、飲み込まれそうな迫力がありますね。
塗ったばっかりで新しいハズなのに、
ゆったりと古い時間を感じさせてくれます。
さらにこれは見ている時間まで忘れてしまいそう。
土佐漆喰の名作です。
でも、閉じ込められるのは今でもヤですね。