守るべき12のルール

2013年10月30日水曜日

よもやま

t f B! P L
1890年(明治23年)の今日、10月30日、教育勅語が発布されました。

Wikipedia

明治天皇の名で発布された、政府の教育方針について書かれたものですね。
国の体制、歴史、様々なことはありますが、その内容は近年その思想が改めて高く評価されている、修身・道徳の基本となったものです。

特に「十二ノ徳目」とされる12の道徳を守るのが我が国の伝統であるとされていました。
教育勅語 十二ノ徳目
 1.(孝行)親に孝養をつくしましょう
 2.(友愛)兄弟・姉妹は仲良くしましょう
 3.(夫婦ノ和)夫婦はいつも仲むつまじくしましょう
 4.(朋友ノ信)友だちはお互いに信じあって付き合いましょう
 5.(謙遜)自分の言動をつつしみましょう
 6.(博愛)広く全ての人に愛の手をさしのべましょう
 7.(修学習業)勉学に励み職業を身につけましょう
 8.(知能啓発)知識を養い才能を伸ばしましょう
 9.(徳器成就)人格の向上につとめましょう
10.(公益世務)広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう
11.(遵法)法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう
12.(義勇)正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう
現代においても十分通ずる考え方ですね。
書かれている順番が、親、兄弟、夫婦、友人の順であることも、現代の私たちが考え直さねばならないコトの一つだと思います。さらに12の徳全てを読んでみると、今より明治のものの方が分かりやすいし、ヒトとして必要な気までしてきますが…。

いずれにせよ、学校でテストの解答方法だけを学ぶのではなく、ヒトとして様々なコトを学んだのであれば、当然身につけておくべき内容ですが…そうでない方が多いのが今の世の中。

我が身も含め反省が必要ですね。モノであれココロであれ、受け継がれてきた伝統を「守る」ということが欠如している世の中であるような気がします。
 

QooQ