ワタシが代表理事を務める「伝統素材伝承支援協会」はその名称の通り、伝統素材を伝承しようとする方々を支援する協会です。
その支援の対象はあくまで「伝統素材を伝承しようとする方」。
古民家再生の方々だけじゃないんです。
で、今回はご覧の銀行。
本日、2014年8月4日に新店舗でオープンした、大分銀行佐伯支店。
その銀行の待合ロビーに、大きな天井画が!
この天井画はフレスコ画という西洋の技法。
簡単にいえば石灰の上に絵を描くという、大変歴史の古い技法なんです。
石灰に絵を描くということだけをとってみれば、エジプトのピラミッドも、ヨーロッパの大聖堂も、マチュピチュの遺跡も、我が国の古墳時代の壁画も、全て同じ。
これまで文明の栄えた場所には必ず石灰に描かれた絵が残っているんです。
で、今回のフレスコ画の下地作りのお手伝い。
素材や下地づくりの工法などのサポートをさせていただきました。
で、完成した銀行を華やかに鮮やかに艶やかに爽やかに…とにかく観る時、観る場所、観る時間、観る人によって様々な印象がえられるのが天井画や壁画の良いところ。
これが完成したフレスコ画:「佐伯」に舞う! です。
御神楽のフレスコ画って、もしかしたら国内でもココが初めてかも?!
というわけで、新たなお手伝いは銀行の天井フレスコ画。
待合ロビーの天井ですから、どなたでもご覧になれますよ。