多くの方はこんなカンジですよね?!

でも、それって半分正解で半分はハズレ。
というのも、上の写真は櫓(やぐら)や天守(てんしゅ)と呼ばれた、城内の建築物ですよね。
見張りや矢や鉄砲を放つ防衛拠点などの目的で使われていました。
ですが、お城の目的は「防衛」です。
建築物のほかに、堀や土塁、石垣、門や塀などが必要でした。
そして、建築物をつくる技術とともに、築城に不可欠とされたものが石垣なんです。

石垣と堀で周囲を固め、櫓から見張りや攻撃を行うわけですね。
大阪城 堀 / k14
さて、コチラは名古屋城の本丸。天守のほかに本丸御殿が建てられています。
お殿様ほか就寝から普段の生活はこの御殿。
天守閣のとっぺんに居たわけではないんです。
お城の常識、まだまだあるそうですよ。
