1月17日。寛一さんがお宮さんを蹴っ飛ばした日です。
…と書いてどのくらいの方々が理解できるのでしょうか?
動画にも出てきますが、有名な銅像がありますので、これを見れば?
じゃんもどき | wikipedia
そうです。熱海で有名な「金色夜叉」のお二人。
金色夜叉は明治に尾崎紅葉が書いた小説ですね。
一月の一七日、宮さん、善く覚えてお置き。 来年の今月今夜は、貫一は何処で此月を見るのだか! 再来年の今月今夜の……十年後の今月今夜……一生を通して僕は今月今夜を忘れん、 忘れるものか、死んでも僕は忘れんよ!よいか、宮さん、一月十七日だ。 来年の今月今夜になったらば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、 月が……月が……月が……曇ったらば、宮さん、貫一は何処かでお前を恨んで、 今夜のやうに泣いて居ると思ってくれあまりにも有名なセリフです。
ダイヤモンド、玉の輿、金はこの世のまわりもの。
唄うお年寄から、色んな言葉を学んだものです(笑)
念のためですが、金色夜叉は恋人を蹴っ飛ばすだけのお話ではありません。
何度となく映像化されている明治を代表する小説の一つですので、カンチガイなく。
さて、そんな今月今夜が1月17日。
熱海だとはいえ、ずいぶんと寒い日の夜に海岸を散歩したもんですね。
誰かさんが蹴っ飛ばしたり、蹴っ飛ばされたりしませんように。