ソフトクリームは英語で“soft cream”といわない?

2017年7月3日月曜日

よもやま

t f B! P L
今年も7月3日はソフトクリームの日。1951年の今日、我が国で初めて今のようなソフトクリームの店が出されたことによります。

だから、今年もソフトクリームのオハナシ、させていただきますね(笑)




ソフトクリームとはふんわりと空気を練り込んだアイスクリームの1種。原料もアイスクリームと一緒なのです。英語でも正しくは“soft cream”ではなく“soft serve ice cream”。「柔らかくしたアイスクリーム」ってとこでしょうか?

そんなアイスクリーム、我が国では大きく4種類に分けられているってご存知でしたか?
アイスクリーム
乳固形分15%以上(うち乳脂肪分8%以上) 名の通りクリームのみで作ると脂肪分が半分近くを占めるので、ホームメイドでは、牛乳に、生クリームを混合させる形が取られる。メーカーは、濃縮乳を使用したり、生乳をベースに生クリームを混合させたり、さまざまな工夫で「アイスクリーム」を冠するべくして乳脂肪を調節する場合もある。

アイスミルク
乳固形分10%以上(うち乳脂肪分3%以上) 名の通り、ミルク(生乳)のみで本来の方法でアイスをつくると、牛乳の成分にもよるが、乳脂肪3~4%になる。

ラクトアイス
乳固形分3%以上 乳固形分がアイスミルクより少なく、アイスクリームの風味を出すため植物系油脂を混合するなどして脂肪分を補った製品の場合、カロリーがアイスクリームやアイスミルクよりも高い場合がある。なおラクトとはラテン語で「乳」を意味する。

氷菓
上記の分類に含まれない冷凍菓子。かき氷、シャーベットなど。

なお、アイスクリームは氷点下-18度以下で保存されることが前提であり、適切に保存されれば細菌等の繁殖もない上に、不適切な管理をすれば変質し二度と元に戻らないことから、日本を含め世界的に賞味期限、消費期限はない。 ― wikipediaより
というわけで、全てが全てアイスクリームとは呼べないのです。

元々は牛乳と砂糖、そして香りづけのバニラエッセンスくらいですよね?
現在、アイスクリームの原材料としては乳製品、糖分、油脂、安定剤、乳化剤、香料が使用されているそうです。


そろそろ何が言いたいか、お分かりでしょうか?



漆喰と一緒。

元々の伝統素材としての漆喰。そして「建築材料」としての漆喰。
本来の姿は…失いたくないですね。

ソフトクリームにせよ、漆喰にせよ、どっちが良いものか?
それを決めるのは「私たち」なのです。


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