…という恐ろしい説明があるようです。 それ、固まりませんよ(笑)
何度も説明しましたが…石灰石を焼くと生石灰ができます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgwtOXPnLeV9uZCmthwYQOz1h7JGYwB_AR-1MIxZwLoE_E_PYZdgnSTCQypJCJundYUqTn2w9opZEdeIeLqPMn_J9Q7ekOXaJiDqmo5yqxgO0knmWLBAlshtjSHMpCetsmfcK2Rj7BoZCc/s640/bn1.gif)
生石灰と水を反応させたら消石灰ができます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrgUxPgWJNZVsLQ8ILE5cwSRxz-icEysbRlXAH0aN1fvtm4GgyldP_Dj1XByzdvSB4Y9aX3l_XNy65DvDivA88ls0rnf3Zvs_Fh19YRoGdG9Pb-IMLfhUYQ-1NR5t5eYQXKUuiKScp-0U/s640/bn2.gif)
この消石灰が漆喰の主成分。
消石灰は強アルカリ性の水酸化カルシウムです。
水酸化カルシウムが二酸化炭素と反応することで初めて漆喰は「硬化」するのです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjExL8JyhSJ3NWClpIOBFfSDFGcrZxgfPeD1en4z4u_d0I7bGOacAyOXu2h7jHKGOkg9jv_Km_spY0w9KGFm4hQJvjvdXECZsUskEIp7QswZPcywcDo-JhBS6ZKq-mhm7hjyRlDslS9XUA/s800/bn3.gif)
ちなみに炭酸カルシウムは「石」の状態の時。または水酸化カルシウムが二酸化炭素と反応した後の状態です。ただ、反応にはとてもとても長い歳月が必要ですが…。
もし炭酸カルシウムで漆喰を造っているなら…
この硬化メカニズム以外の作用で固まっているということですね。
それはもはや漆喰とは言いません。
石灰のチカラだけで固まるのが本来の姿のはずです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgb3xA168waIyeMjjG2F7NgoBF2zBi9p7krDf_vxDMqAX2eHGcawVsxb8lCrwPeBldgbIyOThkNzGIG9JZa9m6R31P9q3Q2d4LjVQDGz6Rf876ga0mcVBg60JhYz0jvjqbQ93j_CNGKXSM/s640/20091222_135057.jpg)
残念ながら、建築材料に関する情報…規制がないのです。
なので鵜呑みにしてはいけません。