新居の準備をしているときに、家具やカーテンのサイズ測ってみると、たまに、中途半端な数字が出てきて不思議だな~と思ったことありませんか?
100センチ×178センチのカーテン。91センチ×182センチの畳。
そんな中途半端なことになるのは何故でしょうか?というオハナシ。
「度量衡」というコトバ、ご存知ですか?
- 「度」 は 長さ
- 「量」 は かさ(容積)
- 「衡」 は 重さ
1891年の今日、3月24日はニッポンで度量衡法が初めて公布された日。
ただ、1891年=明治24年の当時には尺貫法が使われていました。
と、いうわけで今の単位と昔の尺貫法を比較してみましょうね。
1尺 = 10÷33メートル ≒ 0.303メートル
1間 = 6尺 ≒ 1.818メートル
1丈 = 10尺
1町 = 60間 ≒ 109.090メートル
1里 = 36町 ≒ 3927.272メートル
1坪 = 400÷121平方メートル ≒ 3.306平方メートル
1畝 = 30坪 ≒ 99.174平方メートル ≒ 1a
1反 = 10畝 ≒ 991.736平方メートル ≒ 10a
1町 = 10反 ≒ 9917.355平方メートル ≒ 1ha
1合 ≒ 0.180リットル
1升 = 10合 = 2401÷1331リットル ≒ 1.804リットル
1斗 = 10升 ≒ 18.039リットル
1石 = 10斗 ≒ 180.391リットル
1匁 = 3.75グラム
1両 = 10匁 = 37.5グラム
1斤 = 16両 = 160匁 = 600グラム
1貫 = 100両 = 1000匁 = 3.75キログラム
家の作りはいまだに尺・間のモジュールのまま。
土地の広さは坪で。田んぼの大きさは1反・1町で数えます。
タオルはその12枚の重さを匁で表して厚みが分かります。
知っていると、その分野の意味が分かってきます。
興味を持ったときに、イロイロと調べてみましょうね。