漆喰の原料のおさらいです。
まずは 塩焼き消石灰
そして 麻すさ
さらに 海藻のり
これら3点を混ぜ合わせ、水で捏ねれば
メーカー製の既調合漆喰の出来上がりです。
といいたいところですが
さらに加えるものがあります。
それが、石灰骨材と化学のり。
石灰骨材は一般に炭カル、石粉と呼ばれる
石灰石を粉にしたものです。
現在の石灰は昔のものに比べ、純度が高すぎ
また、キレイに篩い分けされているからです。
その「良すぎる石灰」を焼けていない石の粉で薄めることで
昔と同じくそこそこ不純分が入った石灰を造っています。
また、化学のりは主にパルプから抽出された
メチルセルロースといわれるものが用いられています。
(企業様へ無断リンクを貼りました。問題がある際はご一報ください。)
建材から化粧品、医療分野まで多岐に用いられているものです。
これら5点が混合されてメーカー製の漆喰の出来上がりです。
はたして、それで良いのでしょうか?
ご判断は皆様にお任せします。