まずは塩焼きの生石灰と切りワラを混ぜたものと水を用意します。
で、おもむろに水を投入。
すると、生石灰と水が反応を始めます。
ブクブク沸騰し始めているのが分かりますか?
ここからはもう避難するしかありません。
なぜかというと…爆発的に反応するからです。
芸術は爆発???などとふざけてはいられません。
湯気と飛沫が2m近く舞い上がり、
時折、未反応で残っていた部分が突如反応すると
ボンッと爆発して、煮えたぎる材料がはじけ飛びます。
私も含め、テストスタッフ全員で走って逃げました。
だから、撮影不可能…。スミマセン
これが冷えた表面。激しい沸騰の跡が良くわかります。
で、ワラが擦りつぶれるまで、ペッタンペッタンと臼で突きます。
お餅のようですね。
そうです。 モチ = ムチ
だから、琉球漆喰のことをムチと呼ぶのだそうです。
あとは、これを熟成させて…
でも、二度と造りたくないですね。
かなり危険ですもの。
製造の機械ライン化は不可能に近いです。
沖縄の方と喧嘩しちゃダメです。勝てません。