海藻屋さんにも「お勉強」に行った私ですが…
ここでも驚きの事実です。
海でユラユラしている海藻。
(実際には磯に生えているものですが)
私は採ってきてそのまま使えると思っていたのです。
が、実際には乾燥熟成が必要なのだそうです。
出汁昆布などと同じですね。
が、その年数が驚き。
銀杏草で3年、角叉で1年。
漆喰に使えるようになるまで、のりが出るようになるまで
熟成が必要なのだそうです。
海藻屋さんは各地の産地から仕入れ、使えるようになるまで
自社の倉庫で熟成させています。
で、熟成が出来たものをのりにして、初めてその良し悪しが分かるとのこと。
そうなのです。仕入れの際の「目利き」が必要なのです。
知識と経験がたっぷり必要なものですね。
いつもしっかりとした海藻のりを提供いただく方々、
本当にありがとうございます。
(勝手に先生と呼ばせていただきます。)
で、通常使っている海藻はコレ。
海藻が溶けやすくなるようにスチーム加熱したあと、
天日干しして、さらに微粉末にしたものです。
建材店さんでは「粉ぎんなん」「粉つのまた」として
売られているものですね。
生産が追いつかなかった昔は、
コレに増量材や増粘材を加えて薄めていた会社もあったそうですが…。
ですが、本漆喰は海藻を炊いてのりを作るもの。
海藻職人の方々にお願いして、貴重な海藻を譲ってもらいました。
青森産の銀杏草
北海道日高産の黒葉銀杏草
南米チリ産の銀杏草
宮城県産の南部角叉
北海道産の黒葉銀杏草
韓国産の朝鮮銀杏草
これから「炊きのり」の練習とともに、
海藻の種類による傾向をつかんでいこうと思いました。