首里城 貴重な写真

2010年9月27日月曜日

ムチ

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さて、待望の首里城です。

「琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
その中心ともいえるのが首里城。

ちょうど1年前に来たときには工事中だったことは数日前のブログにも。


















やっとキレイになった首里城に…とわくわくしていると















あらら…1年経って反対側をまだ補修していました。
公開しながらの作業のため、一気に行うことが出来ないのですね。
また、漆の塗り直しは大変工程がかかることは先日も見ていただいた通りです。

残念。落胆しているワタシでしたが
同様に落胆している一行が「また来年くればいいさ」と明るく云っていました。
その通りです。

遺産として「残されるもの」ですから、
沖縄県へ来るたびにまた訪れればよいのです。

というわけで
2009年秋、2010年秋、それぞれの「漆の塗り直し工事」の写真が揃いました。
来年?出来上がりの写真が揃えば完成です。


また、こんな写真も撮れました。
若い職人さんたちが今まさに古い漆を削っているところです。
外から見えない代わりに、工事を中から見せてくれているのです。
なかなか普段は見られない工事の様子、しっかり見させてもらいました。















最後に
忘れてはならない「ムチ」の写真。
有名な守礼門にもしっかりとムチが使われています。
















守礼門の扁額の「守禮之邦」。意味は分かりますか?
 「礼節を重んずる国」という意味です。

「礼儀」と「節度」、忘れていませんか?
 とワタシも自問自答しました。

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