旧暦では明治元年8月23日。
「白虎隊」の悲劇的なエピソードとして知られていますね。
会津戦争のさなか、白虎士中二番隊20名が飯盛山で自刃した日です。
諸説ありますが、会津の方々の気質を最も物語るものであるとも云われています。
それは近年注目された「什の教え(掟)」にもよるものだったのでしょう。
会津藩では藩士の子弟を教育する組織として「什(じゅう)」というものを作っていました。
そしてその什では「什の教え(掟)」を訓示していたわけです。
什の掟 二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ 三、虚言をいふ事はなりませぬ 四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ 五、弱い者をいぢめてはなりませぬ 六、戸外で物を食べてはなりませぬ 七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ ならぬことはならぬものです |
この「ならぬことはならぬものです」と云う言葉、
理屈抜きで約束を守り通す、会津の方々の信義に厚い心を感じますね。
会津に行って、現地の方々と触れ合いたくなりませんか?
そんな会津では、現在「鶴ヶ城(会津若松城)」を改修している最中です。
wikipedia
写真は改修工事前の様子。
今回の工事では明治七年に壊される前の姿に復元すべく
「赤い瓦」が葺き直され、漆喰も塗り直されるそうです。
工事終了の予定は来年3月。今から楽しみです。
興味を持ったかたは会津若松市観光公社ホームページへ。