入り口のドアを開けると3畳くらいのスペースがあって、もう一枚ドアがありますよね?
あのスペースです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEilxmchAxZlBk7A9Ss_FI7-J0dhaAogH-8bOEPJPTfAlc6L6qLXiI5wDe8GFqg-pxZNdexWIpCoBMs76T1rQBUKl0ET323IgNBgXQtzB6b0oZGjHRg1Fu3IrgxwppHrQ_R2QnevUBHUilU/s320/DSC01074.jpg)
で、入ると…何かが違う。
そう。よくあるペンキや樹脂を使った左官材などではなく
本物の土が使われているのです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgl3BnehfjwbjTY7SS1Bq82QGsSe7NUnzql0NT6TXN2ZGD3qXs5kkI91AOVyuRVG-9U-6o_VhV52AnnBVQzSJcqHbZDkOVd9OIANKj57hboIRkcGa-PxfsWNL7UUAKPqUDkm0YzCdi3xgM/s320/DSC01077.jpg)
左官の歴史は土から。
土はその地域で採れるものが使われてきましたが、
左官技術も素材も、それを芸術とまで云われる文化が円熟したのも京都。
そして京都の土を語る上で、欠かせないのが聚楽土(じゅらくつち)。
その聚楽土が使われています。なんと贅沢な。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhl32sJVlfTBvDfbJ_mRqkRBLVJpvtORyPlJv4NvDIEM4N8ZXewzsEw-Ee8m23eko3n1v3RdO8x8nFyRrznPXH2EWLeaI9uvkHJyFM6g6SPBPxoQXrYsOJjLkv4h2RyVM3fu9nL8QjxRd4/s400/DSC01080.jpg)
でも、左官業界関係者なら気づきますかね?
なんとなく肌が違う。そう。例のアレです。
本物の土の魅力、存分に感じられるはずです。
素材が本物なのですから。
レストランにこんな壁、もったいな~い なんて言わないでください。
それだけこだわりがある。ということなのでしょうね。
食事に行ったのに、壁の魅力に取り付かれて空腹を忘れる入り口でした。