出張から戻り、各地からの対応に追われる本業の会社に。
地震被害に遭われた各地から、屋根用漆喰の注文が多数。
社内がパニックになっているかと思ったら、
外出先にかかってきていた電話の声に比べ落ち着いています。
こういった書き方は不謹慎なのは分かっていますが…
九州で発生した一連の動物渦での経験が生かされているようです。
鳥インフルエンザの時にも、口蹄疫の時にも
寝る時間も、家族の団らんも、全て削って地域のために頑張ってくれた社員。
いまだ消毒用石灰が必要な地域は残っていますが、
九州には多少の落ち着きが戻っています。
ある社員が言いました。
「今度は東日本のみんなを助ける仕事ですね?」と。
病気に立ち向かう石灰の次は、屋根を守り、家を守り、人を守る漆喰。
社員には申し訳ないが、また無理をしてもらいます。
我々が得意としている製品は
一般的な粉の漆喰ではなく、水で練っている漆喰。
キャッチコピーは「すぐ使える ねりしっくい」だったが、
「水が無くても使える」からということが役に立つと顧客に言われ気付きました。
台風の被害が多かった九州。
その復旧のために練り漆喰を大量生産出来る設備を作った先人に感謝。
「モノを作る」ことで社会に貢献し続けます。
朝礼が終わり、それぞれ持ち場へ。
工場での作業チームは屋根用。私たち営業チームは壁用。
社員全員が作業服を着て製造に従事しました。
漆喰をねり続けること。
それが今、我々に出来ることです。