
おもいっきり左官のマニアックな内容を寄稿したわけですが…

業界関係者ですら知らない内容を詰め込めるだけ詰め込んだ、
研究者の方々に向けて作成した資料がベースだったのです。
そりゃ、左官材料の基礎知識が無い方が読んでも、
大した理解を得られるわけがない。
現在、2種の校正作業を行っています。
一つは教本に使われている左官に関する知識の簡素化。
そしてもう一つは…
さらに専門的な知識を詰め込んだ「漆喰」に関する専門資料。
前者は資格受講者の方が理解を深められるように。
後者は、分かる方が分かれば良いかと。
現在伝えられている、素材に関する知識を、一度カタチにしておかねば。
「伝え、残すこと」。
それも伝統素材伝承支援協会の重要な役割です。