簡素ということが理解を生む

2011年3月19日土曜日

漆喰

t f B! P L
現在、使われている「伝統資財施工士 古民家鑑定士 教本」。


おもいっきり左官のマニアックな内容を寄稿したわけですが…


業界関係者ですら知らない内容を詰め込めるだけ詰め込んだ、
研究者の方々に向けて作成した資料がベースだったのです。

そりゃ、左官材料の基礎知識が無い方が読んでも、
大した理解を得られるわけがない。

現在、2種の校正作業を行っています。

一つは教本に使われている左官に関する知識の簡素化。
そしてもう一つは…
 さらに専門的な知識を詰め込んだ「漆喰」に関する専門資料。

前者は資格受講者の方が理解を深められるように。
後者は、分かる方が分かれば良いかと。

現在伝えられている、素材に関する知識を、一度カタチにしておかねば。
 「伝え、残すこと」。
それも伝統素材伝承支援協会の重要な役割です。

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