西暦730年の今日。
天平二年三月二九日の今日、薬師寺さんの東塔が建立されました。
薬師寺さんも他の大寺と同じく、平城遷都の際に藤原京から移転されたお寺さんです。
西の京に移転されてから建て始められ、出来上がったのが七三〇年。
2011年4月、つまり今月から東塔は解体修理が実施されています。
「解体」するのです。
瓦を全て降ろし、土を落とし、漆喰壁を落とし、木組みを外す。
壊すのではありません。キレイに分解するのです。
機械でいうところのオーバーホール。
ただし、傷んだ木材はそのまま交換されるのではなく、悪い部分だけを継ぎ変える。
そうやって幾度となく修理を繰り返すことができるのも我が国伝統の建築技術。
公開してくれませんかね~。
是非この目で見たいです。