センゴクとリキューとサカイ

2011年7月14日木曜日

よもやま

t f B! P L
近年「歴史漫画」がまた流行っていますね。

その中から2作品。いずれも現在雑誌で連載中の
「へうげもの」と「センゴク天正記」。

さて、共通点はなんでしょうか?

いずれも戦国時代から安土桃山時代を舞台にした話。
 

そして、もう一つの共通点が「堺」。
戦国大名や武将と「堺」のかかわりが大変面白く描かれています。

武家社会、そして現在の私たちの生活に大きく影響を残したのが
「茶人 千利休」。

千利休は堺の豪商、倉庫業を生業としていた「魚屋(ととや)」の出身。
堺市には史跡として千利休屋敷跡が。



屋敷はありませんが敷地奥には有名な「椿の井戸」が。


ちょうど堺でも有名なお蕎麦屋さん「ちく満」の裏手にあります。
熱盛りそばを求めて全国から集まるこのお店、1695年創業。

堺を代表する名物店だそうですね。




さて、さらなる名物といえば…堺打刃物。
堺は昔から鍛冶の町として栄えていたのです。


歴史はさかのぼり古墳時代まで。
古墳を造るために使われる鉄器を造る技術がここ堺で発展したといわれています。

刃物。武士の時代には日本刀。
商人の町大阪には包丁。

そして、戦国の時代を大きく変えたものが鉄砲です。




美味いお蕎麦をいただきながら、ちょっと歴史を振り返る。
歴史のある堺ならではのひとときでした。

明日も堺。

鉄砲で培った「技」が生かされた現代についてオハナシしますね。


QooQ