未来の子供たちのために サカイの技術

2011年7月15日金曜日

よもやま

t f B! P L
昨日に引き続いて堺。


鉄砲を造る技術。
その中でも大切なポイントとなるのは銃身。
それは「パイプ」と「ねじを切る」技術の結晶です。

丈夫なパイプと、正確でしっかり鍛造された強いネジ。
その技術が花開いたのは明治に入ってからのこと。

自転車です。
外国から輸入された自転車を修理しつつ、やがて生産を開始。

堺は国内の自転車の半分以上を製造する街へと変貌しました。


と、いうわけで国内でも珍しい「自転車博物館」が堺市にはあります。


自転車の元祖といわれる発明品から


産業革命のイギリスで大量生産されたもの。


様々な世界中の歴史ある自転車が展示されています。


見たことある!というものも。


懐かしい自転車まで。
材木店さんの運搬用自転車。これで配達してたのでしょうか?


そしてこの博物館では自転車で環境問題に触れています。
「自転車にのって環境を守ろう」との提案。

ラーメン1杯でどれだけ走れるか?(ラーメン1杯を約800kcalとして)

  • 歩行者(60kg) 17.7km
  • 自転車(80kg) 66.6km
  • 乗用車(2t)   500m
  • ヘリコプター(6t) 35m
  • ジェット機(100t) 13m

必要となるカロリー(熱量)からの計算、とても面白いですね。
これにさらにCO2排出量を加えてみましょう。

人間1名を1km運ぶ際に排出されるCO2(NAVITIME

  • 自動車 173g
  • 航空機 111g
  • 鉄 道  19g
  • 徒歩・自転車 0g


ということは、エネルギーを最も使わず、環境負荷が少ない移動手段は
自転車ということになります。

確かに。
子供のころ、体力の続く限り、どこまでも行ける気がしてましたね。



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