よく頑張った! 民家の甲子園全国大会 速報

2011年7月31日日曜日

甲子園

t f B! P L
2011年7月31日。

石川県小松市 石川県こまつ芸術劇場うらら において
第9回民家の甲子園 全国大会が開催されました。



第9回大会の副題は「がんばろう!東日本の高校生のみなさん!」

そうです!頑張ろう!!

残念ながら東日本大震災の影響で出場できなかった地域や
生徒さんのために今、出来る私たちが頑張ろう!!


開場は正午。
ですが、早々と会場に着いた生徒さんたちが思い思いの場所を探して
練習や打ち合わせを何度も何度も繰り返しています。


それもそのはず。
民家の甲子園の審査基準は大きく「PR文」「写真作品」「プレゼン」の
3つの要素をもとに評価されます。

この大会での発表で

800字に制限されたPR文の「行間」
5枚だけに切り取られた写真の周りの風景や心情など

をプレゼンテーションで「伝える」ことが出来るのです。


我らが大分代表、大分県立竹田高等学校の生徒さん達は…あ、居た。
おそらく何百回と繰り返してきた発表の練習と確認、打ち合わせ。
「ご飯食べたの~?」と声をかけたいのも我慢しました。

頑張れ!頑張れ!!と遠くから心の中で声援。


全国大会は15校が出場。
抽選によって我らが竹田高校は8番目の発表。
プレゼンテーションですから「発表順」も少なからず影響します。

この順番がどう影響するのか…?

との心配をよそに、力強い発表が始まりました。


まずは学校の紹介。


そして伝統ある「民族部」の紹介。


そしてプレゼンに…と行く途中で
すみません。感涙して写真を撮るどころでは…。


全校の発表が終わり、いよいよ結果発表!
1~3位の発表の前に特別賞が…。

失礼な話ですが、とにかく「今名前を呼ばないでくれ!」とハラハラ。

そして運命の時がやってきました。
「第3位街かど賞」

我らが大分県代表、大分県立竹田高等学校が受賞の瞬間でした。
正直、順位は関係ありません。

「どれだけ心を動かしたか?」

ワタシにとっての「民家の甲子園」はそのヒトコトに尽きます。
1部2部に分かれての発表の後の休憩時間。
ズルい私は「観客の声」に耳を傾けていました。

「竹田」の声が聞こえるたびに内心「ふふん♪」と。
竹田を、そして「おおいた」を伝えた皆さんのチカラ、
間違いなく伝わっていました。

それだけで満足なのです。



そして受賞。
リーダーの野仲部長!君が賞状をもらう姿…
今回の参加者の中で一番キレイだった!

すまないが、それだけで泣いている私。
重松さんも広橋君も良く頑張った!!


恒例の集合写真。
過去最多だけに誰が誰だか…


と言いたいところですが、我らが竹田高校。
いい顔だ。いい笑顔だ。


とにもかくにも大分県代表、頑張ってくれました!!

と、いうわけでメンバー紹介。



写真左から

広橋昂希くん
プレゼンに使用した写真の数は竹田が全国一だったと思います。
発表者に合わせた画面の切り替え、その「呼吸」。
一心不乱に資料を見つめる姿、影のヒーローです。

重松華澄さん
静かな落ち着いたコトバの中に「押えきれない想い」。
観衆をとても「切ない」気持ちにさせてくれました。
あなたの写真と言葉、実はファンが多いのです。

野仲隆幸くん
堂々と、そして飄々と…と言いたいが
メンバーの中で一番苦しかったのが君ではないだろうか?
言葉を選ばずヒトコト言いたい。「よくやった!!」



そして…
写真には決して写りたがらない?!
黒野昌子先生
全国の実行委員会メンバーから「竹田高校のあの先生」と。
これまで3年連続生徒さんを全国へ連れていただいたご尽力。
毎年の「民家の甲子園」を見ているメンバーは気づいています。
生徒さんが「育って」いるのです。
「教」「育」の育むチカラ、先生の指導の賜物です。



「民家の甲子園」。
心の底から震える感動をいただきました。

それは大分県勢だけでなく、全国のチームから。

「頑張ったね!」と声をかけた時の割れんばかりの「笑顔」。
その笑顔を今日はどれだけいただいたでしょうか。

それが来年へのエネルギーになります。

本日発表された
2012年の第10回民家の甲子園のテーマは「力」。
皆さんの「エネルギー」もっともっと私たちに。


そして次回全国大会の会場発表も。

2012年の全国大会は熊本県で開催の予定。

大分の生徒さん達の次に大好きな熊本県立菊池高等学校の皆さんと
熊本県大会実行委員長からチカラ強い発表がありました。


民家の甲子園。
触れた者にしか分からない「感動」がそこにあります。

高校生の「想い」と「笑顔」。

私たちはそこに眩しすぎるほどのヒカリを感じ、邁進していくのです。


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