近畿一円でしか使われない用語だそうです。
また、最近は使われないので近畿圏でも若い方はご存じないことも。
その文化住宅が…コレ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhmNksT15FNZOi4VLAt1etdNwydEvXnB-5UfsPCV2aH9phZjIKhe7buuEX3n8azGz7dfkfqdjR-Gfw7UZ95D2SzPq5QXcWEUQIGRRY7Es9v_rCX-ycsXqidD1lYy0XLeYk7WgsFS3BGr70k/s800/800px-%2525E6%252596%252587%2525E5%25258C%252596%2525E4%2525BD%25258F%2525E5%2525AE%252585PA211864.jpg)
「ただのアパートじゃない?」と思われた方、正解。
刑事もののドラマなんかによく出てきましたよね?
「あ、お隣さんは引っ越しましたよ」みたいな感じで。
いわゆる高度成長期。
昭和50年代あたりに建てられた木造モルタル2階建てのアパート…
これを近畿一円では「文化住宅」と呼んでいるんです。
このころのアパート、左官仕事のカタマリだったんです。
外壁のモルタル。内壁は繊維壁や砂壁など。
漆喰を塗った押入れもあったようですね。
関西地域では阪神淡路大震災の影響もあり
かなり数が少なくなったようです。
が、まだまだ全国に数多く残されているのがこれらの「木造アパート」。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhoNiTJAy2_7ooWiJp4dKSC55p2vXV716CM77XwT6tVaW0e9i1c6mcGOgqeWR2RC_o0FxnQDQSL5sUVlInJyXikmvDumLlNoGUvNRDkG2cLEGI6V5gR41VBX1nkKjOyVY5igA_S9WOe-L7/s800/a0008_001950_m.jpg)
実は11月6日の今日は「アパート記念日」。
明治43年、東京・上野池之端に「上野倶楽部」というアパートが
建てられたことにちなむものです。
上野倶楽部は現存しませんが、洋風の外観で
木造5階建て、63戸(70戸?)、各戸2部屋、バストイレ洗面共同
といったものだったそうです。
ちなみに私も生まれは西宮の文化住宅。
そして、一人暮らしを始めた高校生のころから社会に出るまでは
隣のテレビの音が聞こえる木造アパートにお世話になりました。