何のオハナシかわかりますか?
足尾鉱毒事件です。
私は小学校の道徳の授業で習った記憶があります。
上流にある足尾銅山から鉱毒が流れだし、
下流域の人々が公害に苦しんだ事件です。
当時の足尾銅山は国内の1/4以上の銅を産出するほどの鉱山。
そこで出てくる鉱毒も多量のものだったわけです。
そんな公害に苦しんだ下流の一つが「渡良瀬川」。
私と近い年代の方はピンとくる歌がありますね。
森高千里の渡良瀬橋。
実際にある渡良瀬橋をモデルに作られた歌です。
現地には歌碑もあるんです。


「夕日がきれいな街」の歌詞通りきれいな夕景も見ることができます。

と、現在は足尾鉱毒の影響について語られることも少なくなりました。
しかし、我が国で起きた様々な事件や公害、
それらは決して風化させてはならないものでしょう。
現在の放射能問題…漆喰の原料素材に関する問い合わせは
依然多いままです。