オーディオルームは 漆喰の部屋で

2013年3月19日火曜日

よもやま

t f B! P L
いまだ答えが出ないオハナシです。
「無垢の木と漆喰の部屋」の音響が良いという意見が多数あります。

はたして本当にそうなのか?
そうであるなら何故なのか?

いまだに解き明かせない、私の研究テーマの一つでもあります。

というわけで、悩みを打ち明けた以前のオハナシをおさらい。



はじめから申し上げておきます。

今日は答えのないハナシ。
誰か答えを出してくれると嬉しいハナシです。

というわけで自由に考察します。



漆喰を塗った部屋で音楽を聴くと、なかなか良いカンジだ…とよく言われます。

音の反響の違いなのでしょうか?

千葉県 木と漆喰でつくる長命住宅 秋葉建設さんより


ほとんどの方が意識しないことなのですが、
「音」というものは空気を振動させることで伝わります。

音楽の振動が刻まれたものがレコード。
それを針で拾い、アンプで増幅してスピーカーを鳴らす。
かつては誰もがそうやって音楽を楽しんでいました。


時代はアナログレコードからデジタルデータへ。
ですが、最終的にスピーカーが空気を揺らして音を伝えるんです。
ヘッドホンはコレが小さくなったものですね。



ということは、昔も今も振動の伝わり方で音の良し悪しが変わるわけです。


では漆喰に伝わった振動はどうなるんでしょうか?

住まいの壁に使われている素材の比較で考えれば…

  • 土…小さな粒子が不連続に固まって構成。どちらかというと吸音する素材です。
  • 左官材…大小の骨材を樹脂が固めています。
  • 壁紙…繊維と樹脂の連続体と考えることができます。
  • 漆喰…カルシウムの小さな粒子の連続体と考えることができます。

当然、私の独断とこじつけですが、無機の連続体(不連続な部分もありますね)に音が伝わり、一部は反射、一部は吸収…
そして部分的に共鳴もしているのかもしれませんね。

ま、実験したわけでも、しっかりと調査したわけでもありません。
漆喰の部屋での音楽が誰にでも心地よいかどうかもわかりません。

が、本当にそうなら…漆喰の未来が少し明るくなるかと(笑)

誰か実験してくれませんかね?

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