私にとって沖縄といえば、相変わらず「琉球漆喰」。なので、ムチのおさらいです。
赤い瓦の伝統建築。
Okinawa HDR - 25 / Kabacchi
赤瓦の屋根にはシーサーが屋根にのってマジムンから家を守っています。
ちょっと片隅からのシーサーもいますが…
瓦を止めているもの、その上に乗るシーサー、どちらも漆喰なのです。
そう。ムチと呼ばれる琉球漆喰。ほとんどが屋根用の漆喰です。
で、漆喰の塗りたての色ははこんな感じ。まっ黄色です。
琉球漆喰は元々は黄色い漆喰なんです。土佐漆喰と同じような感じですね。
多少造り方が違いますが、実は二つとも原料は石灰とワラだけ。
で、原料のワラがこんなの。なんだか分かりますか?
実はコレ、綱引きの綱なのです。ギネスブックで最大の綱引き。
沖縄の方と会うたび、沖縄へ訪れるたび、感じることは、
その誰もが地元を愛していること。
風土を、伝統をしっかりと守っていこうとしていること。
その姿勢は、心から尊敬すべきものだと思っています。