©伝統素材伝承支援協会 商売繁盛 と 築地塀 150 150

商売繁盛 と 築地塀

関西の方ならよ~くご存知ですよね。


















西宮のえべっさん。
西宮神社は蛭児命を祀った、えびすさまの総本社です。

















毎年恒例の福男ダッシュ(正式には「十日戎開門神事福男選び」)で有名ですかね?



何はさておき、さっそく商売繁盛のお参りをして…
もうひとつの大事な目的、築地塀の見学です。

西宮神社の築地塀は正式には「西宮神社大練塀」と呼ばれています。
詳しい説明は写真で。

















実はワタクシ、この西宮神社のすぐそばで生まれ育ったのですが、
幼すぎて全く記憶に残っていません。
なので、西宮周辺にいける機会があれば
是非、この目で見たかった左官の大作です。




















なんと味のある風情なのでしょう。
この大練塀に限らず、築地塀の多くには版築という技法が用いられています。
枠をつくって、中に塀の土を入れ、何層にもわたって突き固めるのです。
その繰り返しにより、出来上がった土塀にはいくつもの地層が出来上がります。

上の写真の縞模様は土塀の表面が剥げ落ちる際、
各層ごとに風化した結果出来上がったものです。


人の手で仕上げたもの、
それが自然にさらされることで新たな美しさと感動を生みます。

漆喰も、七島藺を使った畳も、古民家も、
時が経ってその本来の姿が現れるわけです。
そんな美しいものを創っていきたいですね。