簡単に言うと
- 琉球漆喰は生石灰+ワラ
- 土佐漆喰は消石灰+ワラ
土佐漆喰は名前のとおり土佐、現在の高知県で
幕末から明治にかけて完成された漆喰であると云われています。
土佐の石灰の歴史は古く、
- 美農灰(岐阜)
- 近江灰(滋賀)
- 野州灰(栃木)
- 土佐灰(高知)
- 豊後灰(大分)
ただ、2007年に日本建築学会のJASS15改定により
「土佐漆喰」の規定が明らかになりました。
土佐漆喰とは
「3ヶ月以上発酵させた稲ワラと消石灰を合わせ、水で混練し、1ヶ月以上熟成させた漆喰」
だそうです。
とすると?
そうです。条件さえ充たせば大分で造っても土佐漆喰。
造ってみます。
土佐の方々は心が太平洋のように広いので
我々のチャレンジを優しく見守ってくれるはずです。