「漆喰」ときいてほとんどの方が思い浮かべるのは
白い壁のお城や蔵、古民家などだと思います。
でも、琉球漆喰 ムチは主に屋根に使われてきた材料なのです。
屋根は強い風雨に耐えられるよう瓦と瓦をガッチリ固め
暑い夏を過ごしやすいように、壁は取り外される板になっています。
石垣と石垣の組み合わせで、涼しい風の通り道も造られています。
先人の知恵とは本当にすばらしいと感じました。
ただ、現在は沖縄県内でもほとんどの家は鉄筋コンクリートなど
現代建築で建てられています。
そのためでしょうか?
壁に琉球漆喰 ムチを塗りたいという問い合わせが増えてきました。
頑張れば何とか塗ることも出来るのですが、
屋根用に造られているものですから、そのままだとちょっと塗りにくいです。
特に壁に塗るためには保水性が足りません。
使うためには少しアレンジが必要ですね。
もう少しお待ちください。
誰もが塗れる琉球漆喰を開発中ですから。
当然、メイドイン沖縄ですよ。
ちなみに最近見つけた琉球漆喰の内装壁。
ちゃんとお店の方に許可を得て撮りました。
どこなのかは写真から想像して下さいね。