漆喰造りにおいて「炊き糊」は海藻のりと水を加工することなのです。
もっと調合比の設計をしっかり考えねばなりません。
で、何度目かのやりなおし。
こんどは蒸発する水の量や予想されるのりの濃度を計測。
炊く温度も沸騰から中高温まで、何通りにも分けて実測します。
何度も、繰り返し繰り返し行って、
残渣の量も計測します。
結局、何回、何十回、何百回繰り返したことでしょう。
これなら?
これなら?
これならイケそうです。
初めてマトモな本漆喰が出来上がりました。
が、喜ぶのもつかの間。
こんどは
- 海藻の種類による
- 炊きあがり温度による
- 海藻と水の比率による