新兵器登場!

2011年6月29日水曜日

たわごと 伝統素材

t f B! P L
1575年の今日、戦国時代でも有名な合戦「長篠の戦い」がありました。
織田信長が3000挺の鉄砲と新作戦で無敵と言われた武田の騎馬軍団を破った…
と習いましたが、諸説あるようです。

ただ、鉄砲を使った「軍事革命」であったことには変わらないようですね。



さて、今日は諸説ではなく、その鉄砲について。
鉄砲が我が国にやって来たのは1543年のこと。
別名「種子島」の名の通り、今の鹿児島県の種子島でもたらされたといいます。

驚くべきはそこから30年そこそこで国内に鉄砲鍛冶が存在し、
作戦に使われるだけになったこと。
だって、図面も無けりゃ、工作機械もない時代です。
しかも世は戦国。簡単に情報のやり取りなんてされていない時代です。

wikipedia

それだけ当時の技術レベルが高かったということでしょう。
鉄砲鍛冶として有名だったのは、堺、国友、根来、日野など。
関西に集中しています。

流通と需要、そして技術。

それらが集まって「新兵器」となりえたのでしょうね。

兵器よりもその原料の流通、技術の伝播などが大変興味深いのですが…
鍛冶の技術がどこかで左官鏝につながってこないか?
いつか調べてみたいと思っています。

QooQ